top of page
検索
Ryoutan
2019年4月11日読了時間: 3分
Magical Zipangu 五話「意気無き者・下」
「はぁ…はぁ……」 俺は川沿いをひたすらに走っていた。幸い滝壺に落ちたので、致命傷は免れた。あの一瞬が何で起きたが分からないが、一瞬の何かで、10町ほど飛ばされてしまったようだ。この状況の中で、敵に遭遇しないとは限らないのだが、霧がかかっており、視界の状況は最悪だ…...
閲覧数:3回0件のコメント
Ryoutan
2019年4月11日読了時間: 2分
Magical Zipangu 四話「意気無き者・上」
カーン!カーン! 物見櫓からの鐘の音により、昼に目が覚めた。この音は、緊急事態の時に鳴らされる音であり、鐘が鳴らされると麻聖兵は城内に召集させられる。麻聖兵の訓練生も後詰めとして召集される。訓練の際に使っている簡易的な鎧を身に付けて、長屋から飛び出した。 織田領・美濃国...
閲覧数:1回0件のコメント
Ryoutan
2019年4月11日読了時間: 3分
Magical Zipangu 三話「訓練」
「あ、暑い…」 身体中から汗をかいて、中庭で寝転がっていた。中庭と言っても、魔聖者を訓練するために作られた施設の中にある中庭であり、何もない中庭だ。 「午前中、ずっと走らさせられるとか鬼畜だろ…」 なぜ、こんなに疲れているかと言うのは、基礎体力づくりの為に、米俵一俵を背負っ...
閲覧数:2回0件のコメント
Ryoutan
2019年4月11日読了時間: 3分
Magical Zipangu 二話「期待と理不尽」
これぞ日本晴れ!と自慢されるかのような天気の中、俺は振り返らずに家屋を出た。家屋の前にある田んぼの方から母ちゃんの声が聞こえた。 「凉太!気をつけて行くんよ!」 分かってます。分かってますよ。と思いながら母ちゃんの方に視線を向けて 「早く帰ってくるから大丈夫だから!」...
閲覧数:6回0件のコメント
Ryoutan
2019年4月11日読了時間: 2分
Magical Zipangu 一話「無有」
黒煙が立ち込める空、焼け野原と化した集落、そして四方八方から人々の悲鳴。そんな中、かすかな光が空から差した。その時、俺は見てしまった。空高くに見知っている人間が浮いてるのを! 「う…嘘だろ?!あれは………」 「に……さ……ま!」 「兄様!」...
閲覧数:10回0件のコメント
bottom of page